保険は大きく分類すると、社会保険と個人保険に分類されます。個人保険は民間の保険会社が運営しているものですが、社会保険は公的機関が運営している保険です。
また、社会保険は広義に「健康保険、年金保険、介護保険、労災保険、雇用保険」から構成され、狭義に「健康保険、年金保険」から構成されます。
各保険は保障内容に差はありますが、「保険に入ることで保険料を支払い、疾病・高齢化・介護・失業・労働災害などの事故（リスク）が発生した際に現金又は現物給付により生活を保障する相互扶助の仕組み」である点は変わりません。
民間保険との違いは主に下記です。
・各保険の要件に該当する者は強制加入となります
（民間保険は自由加入）
・被保険者*全体の平均危険率と被保険者の負担能力により保険料が決まる
（民間保険は被保険者個々に事故が発生する確率により保険料が変動する）
参考）被保険者*：被保険者とは、保険の加入者で必要な給付を受けることができる人のこと